ますです。
函館も今日は天気が良かったので、本来なら一人ドライブしたいところでしたが、こまこま用事があったので、空いた時間に本屋でゆっくり過ごしてました。
コミックエッセイ
「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」
近日公開の映画の原作コミックを読みました。
本当の原作はYahoo!知恵袋の投稿だと上記の公式HPで今知りました。
北の大地北海道が生んだ俳優 安田顕 と高身長・好感度女優 榮倉奈々 が表紙の
「よりぬき★月がキレイですね編」
の方。
こちらは実写映画に使用された原作エピソードが収められているそう。たまたまこちらを手に取っただけなのですが、冒頭には、映画化になるにあたっての妻のまさかの反応…。そんな物語も収められています。
このブログを読んでいるあなた。
あなたなら、家に帰って毎日、妻・夫が死んだふりをしてたらどう思います?
独身の方も、そんな妻や夫がいたとしたらと考えてみて下さい。
「何事?」ってなりますよね。
この本の話はタイトル通り
家に帰ると妻が「あんな死に方」、「こんな死に方」で旦那様をお出迎えしているわけです。
その突飛な「死んだふり」だけでも笑えるのですが、読み進めていくと、不覚にも涙こらえられなくなりそうに。
ここからはネタバレになってしまいますが、公式ホームページの予告動画でも公開している範囲のネタバレです。
結婚の挨拶をするため、義父さんに会いに行った時の話
「二人で苦労しなさい。いつか夫婦になってるから。 」
お義父さんの言葉にぐっときてしまいました。
普通なら
「娘を苦労させるような男のところには嫁にはやらん!」
って言ってしまうでしょ?世のお父さま方?
でも、きっとどんな人と結婚をしたって、予期せぬアクシデント、予想外の状況にはなり得るのでしょう。
「結婚をしたから即、夫婦」ってのは、違うのかもしれませんね。
どんなことが起きたとしても二人で苦労して、それを乗り越えてこそ「真の夫婦」になれるのかもしれません。
私たちは
「夫婦なのだからこうあるべき」
「結婚したのだから家を建てるべき、子供を産むべき」
付き合っている段階ですら
「付き合っているのだからクリスマスは一緒に過ごすべき」とか
「こうあるべき」概念はあまりにも広く世間一般的に「(幸福の)見本」として刷り込まれていやしないでしょうか?
でも、本質として大切なことは、気楽に寄り添えて、大変な時も支え合える関係でいること。
まさに「苦楽を共にしてこそ夫婦になる」ものなのでしょうね。
まぁ、結婚もしたことがなく、付き合ってる人もいない私が言うものなんですが…。
とにかくお義父さんの一言でなぜかそんなことまで思考が飛躍してしまいまして、涙で目が滲んでしまい「なぜ妻が死んだふりをするか」その真相のところまで読めず、その場をそっと去りました。
え?買ってないのか?
映画は6月8日公開!
コミックは絶賛発売中です!