三寒四温の鍋

おはようございます。ますです。

今日は和食。

わかる人にはわかるであろうが、週末の夕飯は減量のためカロリー控えめにしておきたいのだ。(予約投稿のため執筆現在は日曜の夜)

スーパーを徘徊する。

今日は和食だ…。何かに取り憑かれたかのように、何が食べたいとかではなく、ただ和の味を求めてた。

できればお腹に優しいものを…。

 

鍋だな。1人鍋。

手軽にしたいあまり、プ◯ッと入れるやつに心惹かれる。

流れに身を任せようか否か。

1人前で作れるお手軽さ。入れるだけ。

 

いや、しかし、ここは『週末のます飯』を待つ稀有な読者も、もしかしたらいるのではなかろうか…。(そんなカテゴリー、今思いついたのだが。そもそもカテゴリー設定すらしていない。)

まぁ、とにかくここは、創意工夫ってやつの見せ所では???

 

よって、プ◯ッと不採用。

 

しかし、鍋ごときで創意工夫ができるのであろうか。

この1記事を読者の皆様に、時に面白く、時に心を温めるように調理することができるのであろうか…。

 

 

そんな不安は的中し。

帰宅して調理を開始すると、いともあっさり『1人ます鍋』は出来上がってしまった。

 

驚きの3分クッキング並みに。

 

「あらかじめ用意してたのがこちらになります」ってくらいに手軽に。

 

創意工夫の入り込む余地なし。

 

家にあったにんじん、ねぎ、きのこ類をぶった切って入れただけ。

白だしに軽く醤油を入れただけ。

なんの変哲も無い1人鍋。

 ただ、こだわったのは絹ごし豆腐と、卵をふわふわに回し入れたこと。

 

そして、なぜ和の味を欲してたのか気がついた。

 

 

嵐からのプラス気温。連日の除雪作業にちょっと疲れてたのだ。

 

「すみません、『鼠色のシチューを作った話』とかにした方が面白かったですよね。」

「こんな日も人間、ありますよ。季節の変わり目でただでさえ体も疲れますし。さ、食べて。」

 

絹ごしと卵の柔らかさ。出汁が心に染みた。