函館シエスタ1周年 カリンバライブ

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おはようございます。

土曜の夜、ライブへ行きました。

ますは音楽センスゼロ。

でも、音楽を聴くのは好きです。

音楽聴いてると、映像とか絵とかが浮かんできます。

それはCDを聴くよりも、ライブなど、その場の一期一会の場合の方が、よりイメージが浮かぶのです。妄想癖の賜物です。

今回のイベントは場所が、シエスタ函館(1階〜3階が無印良品という複合施設)の1階。

1階は外と中を繋ぐフロア。

飲食店の調理の音、他の売り場の音、エスカレーターなどの機械の音。

これらのいろんな音をひっくるめた場所でのライブです。

楽器はカリンバという、決して大きな音を出す楽器ではありません。

聴衆はカリンバの演奏を聴こうと集中します。

それと同時に普段は気にしない様々な周囲の音も聞こえてきます。

聴衆の音へ集中している感覚が伝わってきます。

集中した空気感を壊したくなくて写真は極力控えました。

演奏の合間のMCの時の写真です。

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この日カリンバを演奏して下さったのはパーカッショニスト小田桐陽一さん。

カリンバは親指ピアノとも呼ばれる楽器で親指で金属の棒を弾き音を出す楽器です。今日の演者の小田桐さんは親指以外も巧みに使い独自の演奏方法をしていますが。カリンバはピアノやオルゴールのルーツとも言われています。優しく癒される音色です。

 

この日演奏していただいたのは

秘密の島

休日の印象

など、オリジナル曲を30分ほど。

 

雑踏の音に紛れて聞こえる演奏はNHKのドキュメンタリー番組、ドキュメント72時間のような不思議な雰囲気を感じました。

それぞれの事情により集った聴衆。

聴こうと意識を高めた人たちによって切り取られる場。

カリンバという南アフリカで出来た楽器も、日本の演者によって、南アフリカとは違う音色で私達を楽しませてくれました。

決して大きな音で主張はしてこないけれど、素朴な音と音の重なりで、曲は奏でられます。

その日は周りの雑踏もひっくるめて。

私達一人ひとりの日常も、大きな出来事はそうそうないけれど、小さな喜びや悲しみ、人との関わり、様々なことによって成り立ってると感じました。

 

9月には函館の隣、北斗市のお寺でもライブがあるようです。

今回とはまた違う、その場ならではの一期一会がありそうです。