薪割り体験に行ってきました
君の心の炎は燃えてるかい?ますです。
まだ、肌寒い4月14日(土)
函館の入船町(西部地区、市電の最終電停付近)にある白く大きな倉庫の裏側広場にて薪割り体験が行われました。
イベントの主催はSMALL TOWN HOSTEL(スモールタウンホステル)。
この日作った薪は来冬こちらのゲストハウスの薪ストーブの燃料になるとのこと。
地方新聞によりこのイベントを知ったのですが、焚き火をしたくてやまないますは迷わず参加することに。
開始時間より少し早めに行くと準備が進められていました。
物々しい斧たち。いろんな種類があるのですね。
なんだか味のある薪ストーブもありました。
参加者達 自己紹介
程なく開始時間になり参加者が集まりました。
今回の体験は昼食とおやつ、保険料含む1500円。
本日の薪割イベントに参加した方は15名ほど。
軽く参加者1人1人の自己紹介。
参加者の方は自然が好きという方、薪割ってみたい、薪割りが趣味という方など。
年齢層は20代から推定70代(絶対薪割りのスペシャリストでしょ!という方)まで老若男女、様々。
ますは焚き火に憧れて、焚き火→薪→薪割りという思考回路で参加したことを伝えました。
薪ストーブのあるとある書店で時々、炎を見つめに行っていることや、夜な夜な焚き火アプリを眺め心を癒していることは内緒です。
イメージとしては親子で薪割り体験という参加者が多いかと思ったら、親子連れは0でした。
ちょっと肌寒い日でしたし、子供が怪我したら大変と思ったかな?
昔は小学生でも山に連れて行かれて、薪割りに関わる仕事をしたらしいです。
家の仕事を当たり前に手伝ってきたんですよね。
二宮金次郎も背に薪を背負って、本読んでますしね。
説明
SMALL TOWN HOSTELの薪ストーブを作った、薪ストーブ屋さんであるファイヤーピットの大石さんにより薪割りの説明をしていただきました。
薪も魚と一緒で、切ったばかりの木が鮮度が良く割りやすいとのこと。へぇえ!
今回使う木も函館の近郊の町、鹿部町で切られ持ってきた木で、割れやすい状態。広葉樹のナラなど。今日うまく薪が割れたからといって浮かれてはいけないと釘を刺されました。笑
そして、薪割をすると肩こりしないとも言ってました!
何ぃ!以前記事にしたやってみたいことリストに書いた「肩こりなくす」。
その解決方法がこんなところにあったとは!
大石さんが実際割って見せてくれます。
う~ん、私にもこんな風に割れるのか???不安になってきます。
作業スタート
まずは2立米の丸太を薪割の場所へ一輪車で運びます。結構な量。
ある程度運び終え、ベテランさん達の手ほどきを受けながらいざ薪割りスタート。
利き手を上?下?足はどちらが前?なんだか定まりません。
斧、持ってみると重い!
これを頭の高さくらいまで上げるのもコワイ!
恐怖心が襲ってきます。
ドス。
丸太にただただ刺さり、割れる気配ありません。
刺さればまだいい。
ゴツンとワンバウドして丸太がゴロっと逃げていく。
力がかかっていなかったり、足りなかったりとなかなか手強いです。「親の仇!と思って思い切り!」「は、はい~!」
何度も挑戦していくと、ある時ついにやってきました。
パッカーン!
快っ感!
上手く割れるのは振りかざす10回に1度くらい。
それでも上手く割れた時は嬉しい!夢中になってきます。
皆さんも夢中。
ランチタイム
皆、夢中になりひたすら薪を割っていましたが、体を動かしたらお腹が空いてきました。
お昼は豚汁とご飯をご馳走になりました。
丸太に刺さった手鳶が雰囲気出してます。
この丸太に刺さった手鳶(てとび)、ちょっとコンパクトなこの形は北海道の南の地域独自のものとのこと。初めて知ることばかりです。
心地良い疲労感、熱中して斧振り下ろしている時は暑いのですが、今日は少し寒かったので温かい豚汁が沁みました。美味しかったです。
薪割の台に使っていた丸太はテーブルに。
これから割る丸太は椅子と早変わり。
食べた終えた後、最後にはこのテーブルにした、大きな丸太の親分も割って薪に。
流石に大きくて、勢いつけて、よいしょー!よいしょー!
この後、割った薪を SMALL TOWN HOSTEL(スモールタウンホステル)へ運びます。
が、その前にこの作業をしていた倉庫の中を見学させていただきました。
1番上の写真の白い倉庫の中です。
倉庫の中、ひっろーい!
2階は長年の経年劣化により床が抜けそうなところも。
大きな梁など、味わい深い建物です。
倉庫の2階の窓。いい感じです。
薪割りの囚われ姫気分。斧で叩き割って脱出できますね。
薪を運ぶ作業は長くなりましたので後編に続きます。