お気に入りの6Bの鉛筆

この時期、お子さんの新学期や新入学の準備などで文房具を買う人もいるのではないでしょうか?あ、ますです。

ところで鉛筆って普段の生活で使う人はどのくらいいるのでしょうね?

おそらく小学生は正しい持ち方を習慣化するために使用してそうです。

大人ならば鉛筆よりもシャープペンやボールペン、特に現代では便利な消せるボールペン、フリクションなどを使用している人がほどんどではないでしょうか。

ますも今はほどんどそのような筆記用具を使用してます。

 

そんなますですが、昔、鉛筆をやたらと持っていた時期がありました。

中学生から美術部に入り、高校ではほとんど部活に行くために毎日学校に行っていたようなものだったため、デッサンに使うのに常時30本くらいは持ち歩いてました。

 

みなさん、鉛筆にはどのくらいの種類の濃さがあるか知ってますか?

今では鉛筆の種類は濃い方から薄い方まで10B〜10Hまで取り揃えているメーカーもあるようですが、JIS規格では6B〜9Hまでの17種類に分類されてます。ちなみにHBとHの間にFという濃さがあります。へ〜。

 うんうん。そういう反応になりますよね。

鉛筆は現代においてこのように絵を描くような一部の支持層はありますが、一般の人は試験のマークシート用くらいにしか利用されていない気がします。

 

先日、ふと鉛筆で何か描きたくなって、久々に学生時代の鉛筆入れを見てみると、かなり短くなっていたり、なくなっていたり。

 

お気に入りは6Bの鉛筆。 

濃い鉛筆は柔らかくて描きやすい。

私の頭に浮かんだものを走り描きするのにぴったり。

間違えても消しゴムでサッと消しやすい。

おおらかな性格。それが私の中の6Bの印象。

反対に硬い3H以上のものは長いまま残っていた。 

硬い鉛筆で描く線は儚い。真面目で少し気難しい。

繊細な良さもあるけれど、気ままに描きたい私にはちょっと似合わない。

6Bがやはりとても短かかったので、買いに出かけた。

お気に入りの鉛筆だと、春の花の香りすら描けそうな気がしてくる。

身近にある文房具一つで気分が変わることもありますね。

では、また。